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4/26東久留米市市議会議員選挙に立候補した候補者のアンケートを掲載しました。

立候補者23名のうちの22名のアンケート回答を掲載いたしました。
もう1名からも届く予定です。

投票行動にお役立てください。

また、近日中に、テーマ別の回答もアップする予定です。

細谷祥子さんの公開アンケート回答(メッセージ)

細谷祥子さんより、アンケートの回答としてメッセージを頂きました。
「誰もが住みやすいまちづくりを進めたいために立候補を決意しました。」
ありがとうございました。

篠宮正明さんの公開アンケート回答(メッセージ)

篠宮さんからはアンケート回答としてメッセージをいただきました。
「財政健全化、市民が本当に必要なサービスのために、行財政改革」
ありがとうございました。

津田忠広さんの公開アンケート回答

2015年市議会議員選挙立候補者への公開アンケート
【津田 忠広氏】

1.まちづくり全般、市民参画
(1) 「市民参画」あるいは「市民、市民団体との協働」を具体的にどう進めますか。
市民の意見をどのように収集し、集約するのかは難しい課題であると思います。市民参画については、パブリックコメントなどを通して市民の意見を集約することや、今後、ネットを利用したCMS(コンテンツマネジメントシステム)を活用して情報を共有することによって、市民への周知を図っていくことが重要であると思います。市民及び市民団体においては、様々なご意見があり、これを一括して集約していくことは困難であると思います。市民及び市民団体の意見を尊重しながら、市が最も良い方法を選択していければと思います。

 (2) 市長期計画の実践、体制(縦割り行政)、職員の資質向上などについて
   長期総合計画は市の将来を考えた時に重要なものと思います。しかしながら、絶え間なく変化する社会に対応していくことも重要なことであり、その時の判断をどのように行なっていくのかが、将来の東久留米市において大変大きな課題であると思います。
  長期計画に対する実践につきましては、常に進捗状況を把握しながら、横の連携を密にして、予算編成時に精査していかなくてはならないものと思います。また、職員の資質向上においては、私は、常々、小集団活動等を通して市の課題を、職員一人ひとりが認識し、そのことの対策等を議論しながら、実践することを提案しております。

 (3) 財政が厳しい中で、市民の満足度向上、税収増のアイデア
   東久留米市のような状態では、いかに企業誘導をしていくのかが、まず重要課題の第一点目だと思います。現在推進しております、上の原地域への企業誘導は、市にとって大きな施策であると思います。確実に企業誘導できるように進めてまいりたいと思います。また、落合川を筆頭に、市では外にアピール出来るものがあります。例えば、これは市民の提案でありますが、平成の名水100選の落合川や野鳥、野草などをガイドできるボランティアを活用し、観光資源としていくことも一つではないかと思います。

 (4) 自治会の役割など地域の助け合いについて
   東日本大震災の教訓として、地域の絆が重要であるとの認識は、市民の誰もが感じていると思います。しかし、自治会に加入するということとは違う観点になっている気が致します。災害時等における自治会の役割は大変大きなものでありますので、地域の防災訓練やイベントなどを行ない、隣近所などに交流をしやすくすることが大切だと思います。また、市や自治会連合会が、自治会のメリットなどを、市広報、HPなど、様々なものを活用しアピールしていくべきだと思います。

2.環境
 (1) ゴミ問題やCO₂問題などより広く市民の意識を高め、実践するためのアイデア

   ごみの排出抑制(減量化)の取り組みとして、ごみ対策課による市民説明会を自治会単位で360回、環境学習を50回近く行っています。こうした説明会等で市民に対する意識啓発が進んでいるとは思いますが、ごみ処理費用がどの程度なのかについては市民の皆さんには理解されていないと思います。
   今後、ごみ処理についての理解を深めるために柳泉園の見学の推進やCO2削減のための環境家計簿の各家庭での作成の推進が有効と考えます。

 (2) 湧水や保全林、また河川の憩いの場など、人の手で育てる環境保全について
   自然環境を守っていくことは次世代の子どもたちへの責務と考えます。現在、数多くの市民環境団体の方々が環境保全にご尽力をいただいており感謝いたします。こうした市民ボランティアの方々がスムーズに協力体制を図れるようにするためには行政がコーディネーター役を務める必要があると考えます。ボランティア活動に参加する意思はありますが、それだけではなく、団体ごとの課題や要望をお聞きし、その解決に尽力できればと考えます。

 (3) 「湧水・清流保全都市宣言」をした市としての今後のまちづくりについて
   「平成の名水100選」などにみられるように、東久留米市の黒目川、落合川は、他に誇れる大きな財産であると思います。このような川の清流を守っていくには、ボランティアの方々のご協力があるからこそであります。市民の皆様と共有しながら、清らかな川を維持していくことが大事であると思います。

3.高齢者・元気老人・介護支援
 (1) 元気な高齢者が健康で暮らせるまちづくりについて
   高齢化率が年々上がる東久留米市にとって、高齢者が元気に暮らしていくことは重要課題の一つであると思います。私は、「スポーツ健康都市宣言」の設置を提案しております。市民一人ひとりがスポーツを通して健康な体つくりをしていく。特に、高齢者の方にも簡単にできるスポーツを実践していただいて(例えばユニカール)いつまでも健康な体を維持していくことが大事であると思います。また、家の中でも外でも簡単にできる介護予防体操を、担当の介護福祉課だけでなく、市民部や、教育部などとも協力し、様々な団体に普及していくことを提案しております。

 (2) 介護やケアが必要なお年寄りに対する施策の展開について
   これからの介護サービスについては、地域包括ケアシステムを推進していきます。そのためには医療、介護、生活支援サービスの連携が欠かせないと思います。また、介護サービスの拡大はそのまま介護保険料に跳ね返ることから、介護のお世話にならない取り組みが重要であると考えます。

4.子育て・ママ対策
 (1) 子育て支援策について
    今後は、家で子供を保育(在宅保育)する方々に対して、どのような助成も含めてあるのかを検討していかなくてはならないと思います。当然、財政の問題もありますので、慎重に検討しなくてはなりませんが。

 (2) 子育てママ世代対策について
    同じ悩み等が共有できる同世代の就学前の子供がいる方が交流できる場を設けることも一つの対策であると思います。(現在、わくわくで1歳児の子どもがいる方の集いが、この4月より開始しております。)

5.障害者などの弱者対策
   障がい者に対する就労支援策や高齢者に対する交通手段の確保については取り組みを考えています。妊婦の方に対しては産後のケアをどうするのかが課題と思っています。

6.防犯・防災対策
 (1) 地域防災の具体的アイデアについて
   現在、市では今年度、防災マップ・ハザードマップの全戸配布事業に取り組んでいると伺っています。防災意識の高まりは大きな災害が起こった時には強くなりますが、時間の経過とともに弱くなります。地域における自主防災組織の結成に対する助成や防災訓練への積極的な参加を啓もうしていきたいと思います。また、消防団の活動に対する市民への周知についてもさらに取り組む必要があると思います。

 (2) 子どもの見守りなどのボランティア活動等防犯・安全体制の強化について
   それぞれの地域はそれぞれの市民が守っていくという大原則を今一度確認するべきであります。無関心の方が多くなればなるほど犯罪の起こりやすい地域になることを自覚してもらう必要があります。そのための啓もう活動を積極的に行うべきです。

7.農業・商工業振興
(1) 市内の商工業をどう活性化していくか
  これまで、地域産業推進協議会の皆様によって、産業振興に寄与していただきました。昨年、新たに「地域産業振興懇談会」が設立されました。民間金融機関のノウハウを生かしながら地域力の向上が図られると期待するものであります。また、上の原の企業誘導は最重要課題であり、市民の皆様のご理解を得ながら進めてまいりたいと思います。商店街の衰退も危惧されますが、頑張っている個店が何を求めているのかを的確に把握したうえで、行政に何ができるのか提案していきたいと思います。

 (2) 子どもの見守りなどのボランティア活動等防犯・安全体制の強化について
    理想は小規模な農地を集約すること、農業生産法人の設立、営農ボランティア制度の活用、さらには農産物のブランド化などがあると思います。東久留米のおいしい農産物を地産地消できる仕組みが重要です。生産緑地制度、相続税納税猶予制度等国の制度と都市農業の維持のために必要な独自の取り組みが求められていると思います。

8.前向きなまちの活性化対策
    現在おこなわれている行事、イベントについてマンネリすることなく充実したものにするためには、検証が必要と考えます。毎年の課題の抽出、市民からのご意見、主催者側の意見を参考に、毎年ローリングを行いマンネリ化を防ぐことが重要と考えます。また、市の活性化には、市役所も重要な役割があると思いますが、市民が先頭にたって活性化をすることに大きな渦が巻き起こると思います。

9.公共施設について
   2040年には今の人口11万5千人が9万8千人へと大幅に減少することが予想されます。今ある公共施設が現状のまま維持していいとはおもいません。また、市民の集いの場所が公共施設でなければならないという時代ではなくなると思います。今後、公共施設マネジメント計画が策定され、あり方についても市民に問われると思います。その経過を見守りたいと思います。

10.その他
 (1) 在住外国人対策について
   1700名を超える外国人住民が市内で生活している以上、その方々が住み続けて頂くための仕組みづくりが大事と思います。暮らしの便利帳を日本語を含め4か国語で作成してる現状については評価するべきと思います。行政のフォローアップ体制をどう構築していくのかが課題であると思います。

(2) 今回なぜ立候補をしようと決意したかを改めて教えて下さい。
   8年前に初めて議席を頂戴した際には、前年に「財政危機宣言」が解除され、まだまだ、財政が厳しい状況がありました。このことから、私は、行財政改革を行ない、市の財政の構造改革を行なっていかなくてはと強くおもいました。平成26年度末に「財政調整基金」が30億となりましたが、大災害発生時に最低20億が必要であると言われていることから、現在も市の財政が厳しいという認識は変わっておりません。今こそ地に足をつけ、財政を健全なものにしていかなくてはならないと強く思っております。そして、子どもたちが、東久留米市に住み続けていたいと思われるまちづくりを構築していくことが、私の夢であり希望であり使命であると思っております。その為には、今ある重要課題を一つひとつクリアしていかなくてはなりません。そのことに向けて全力で取り組んでまいる所存です。



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