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島崎孝さんの公開アンケート回答

最後の回答です。一人だけの新人です。

2015年市議会議員選挙立候補者への公開アンケート
【島崎 孝氏】

1.まちづくり全般、市民参画
(1) 「市民参画」あるいは「市民、市民団体との協働」を具体的にどう進めますか。
   東久留米市は、長らくHPの構成(「暮らしの情報>くらしと仕事>自治会」)にあるように、自治会を市民協働の範疇に入れてきませんでした。また、HPの内容も大変貧弱です。
私は、他区市のように、伝統的な市民参加である自治会や消防団も含めたもっと多様な形での市民協働を勧めていきたいと考えています。

 (2) 市長期計画の実践、体制(縦割り行政)、職員の資質向上などについて
職員の資質向上に関しては、ある程度人事ローテーションを長くする必要が有ると考えています。
 現在、行政の役割は非常に広範囲に及んでいる上に、国・都の法制度の変更に伴い複雑になっています。3~5年程度の期間では、制度を理解するのが精一杯で、部署を移動したばかりの人は「勉強中でまだわかりません」と言わざるをえない状況に追い込まれていると感じます。ある程度、職員の職務の専門化を現在以上に計る必要があると考えます。

 (3) 財政が厳しい中で、市民の満足度向上、税収増のアイデア
 8.(1)と関連しているので、8.(1)に纏めさせていただきます。

 (4) 自治会の役割など地域の助け合いについて
 私は、自治会の役割は、今後大変重要になってくると思います。1.(1)とも関連しますが、まず、他区市並みに、自治会に対して積極的なサポート(自治会の運営セミナーの開催等)をするべきだと思います。

2.環境
 (1) ゴミ問題やCO₂問題などより広く市民の意識を高め、実践するためのアイデア
 市がセミナー等を開催し、参加できなかった方へも、司法・HP等の様々な手段を通して積極的に発信する事が良いと思います。

 (2) 湧水や保全林、また河川の憩いの場など、人の手で育てる環境保全について
 公有地と私有地の状況を調査して、私有地には税制も含めた支援策を考えられたら良いと思います。

 (3) 「湧水・清流保全都市宣言」をした市としての今後のまちづくりについて
 8.(1)にも関連しますが、他市と差別化を図り、市の価値を高めるために、積極的に支援したいと思います。

3.高齢者・元気老人・介護支援
 (1) 元気な高齢者が健康で暮らせるまちづくりについて
 高齢者が元気でいられるように、高齢者が担える仕事、場所等を整備していきたいと思います。

 (2) 介護やケアが必要なお年寄りに対する施策の展開について
 例えば、「夢のみずうみ村」(山口県山口市・防府市・千葉県浦安市でデイサービスセンター運営)のような介護の程度が改善し、通所者が活き活きとする施設を誘致したいです。

4.子育て・ママ対策
 (1) 子育て支援策について
 まだ、他区市並みに成っていないサービス(医療費、保育の待機児)もあるので、まず、他区市並みにする事が目標だと思います。
 そして、4(2)とも関連しますが、支援策を考えるために調査を行う必要があると考えます。

 (2) 子育てママ世代対策について
 他の質問とも関連しますが、住んでいる方だけでは無く、東久留米に生まれ育ちながら東久留米に住まなかった方や、東久留米に通勤しながら東久留米を住む場所に選ばない方達に調査をして、若い世代が増えるような施策を考えます。

5.障害者などの弱者対策
 現在、東久留米市周辺の自治体はコミュニティバスを運行しています。また、市民の生活動線と市の区域は、必ずしも一致していないと思います。
 私は、他市のコミュニティバス運行での問題点を調査した上で、東久留米市単独でのコミュニティバスの運行よりも、一部事務組合のような形式で、他市との共同運行を計ることが、市民のニーズに合致するのではないかと思います。
 他の施策も、医療(昭和病院)やゴミ処理(柳泉園)のように他市と共同運営した方が市民のニーズに合致するようであれば、共同運用することが望ましいと思います。

6.防犯・防災対策
 (1) 地域防災の具体的アイデアについて
 私も防災まちづくりの会・東久留米の副代表として活動しておりますが、東久留米市は、市内でも住環境が多様で、一律な基準で対処できないと感じています。
 ただ、他市では自治会の加入率が高いと、自主防災組織の設立がスムーズのようです。防災・防犯の為にも、発足・活動支援も含め、自治会へのサポートを充実させる必要があると考えます。
 また、阪神大震災以降、多くの災害時に起こってきたことは、初動の救助について、行政・消防・自衛隊等の公助では無く、近隣住民による共助でした。ですから、共助への支援が、安全への道だと考えます。

 (2) 子どもの見守りなどのボランティア活動等防犯・安全体制の強化について
 1.(4)や3.(1)にも関連しますが、積極的に勧めるべきだと思います。

7.農業・商工業振興
(1) 市内の商工業をどう活性化していくか
 8.(1)と関連しているので、8.(1)に纏めます。

(2) 市内農業を活性化し、農地や地域農業を守っていく取り組みについて
 土地利用の根幹には、相続税問題があります。現行の環境が守れるよう国に積極的に要望することが必要だと考えます。

8.前向きなまちの活性化対策
 私自身、色々な立場で、地元の盆踊りから、七福神めぐり、子供の相撲大会等様々なイベントに参加・運営してきました。その経験から言えることは、東久留米には、様々なイベントの種があり、適切に育てていけば大きな木や森になる可能性を持っている事です。
 特にスポーツ関係では、全国大会に参加できる高いレベルの競技がいくつかあります。他区市に比べて、決して良好とは言えないスポーツ環境でも、高いレベルにあることから、他区市並みの施設や環境を整備すれば、日本一になれるという夢を、私は見ています。
 市民のシンボルとなるイベントがあれば、市民の満足度も向上し、産業振興や人口増に繋がる地域への一体感も醸成されると考えます。

9.公共施設について
 東久留米市でも、「公共施設白書」を発表予定だと伺っています。白書の内容を確認し、市が予測する保全・改修を踏まえて、考えるべきだと思います。また、単純なスクラップだけでは無く、時代を先読みした適切なビルドが重要だと考えます。

10.その他
 (1) 在住外国人対策について
 多様性の確保は、大変重要な課題ですが、まず、他者を受容する側のコンセンサスが重要だと考えます。明確に文化的な同一性を求めるのか、全く干渉しない自由を許容するのかの間で大きな差があります。

(2) 今回なぜ立候補をしようと決意したかを改めて教えて下さい。
   東久留米市を、長期的に存続できるようにするために、私たちは、今、何をしなければならないかを考えてきました。
私は、極端に言えば、少子化高齢化が今のまま続くようでは、東久留米市が無くなってしまうのではないかという危機感を持っています。サービス業の経験から、サービスに不満足なお客様の多くは、黙ってお店に来て頂けなくなります。行政においても、夕張市のように、転出する能力がある方から黙って転出されていきます。
また、企業経営の経験から、10~30年程度の中長期の見通しが無いことには、サービス内容を決定できません。現在では、東久留米市には、税制とリンクした形での長期計画が無いように、私は感じられます。そして地域包括ケアの導入を控えて、市はより一層経営センスを要求されることになるのに、税・社会保障費とサービスの適切なバランスを考えられる人材が少ないように見えます。
私は、30年程度の財政予想を基に、税収と密接にリンクした都市計画を作成し、税・社会保障費とサービスの適切なバランスが可能となる政策を研究し提案できるように努力します。

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